と避けてきた方もいるかもしれません。
しかし、有利区間を理解して活用することで、一層パチスロをお得に、そして楽しく遊ぶことが可能になるのです。
そのため、本記事では、「有利区間」について易しく、図解を用いながら詳しく解説します。
・有利区間とは何か
・有利区間の最大ゲーム数とランプについて
・有利区間をうまく活用した機種の紹介
・有利区間の撤廃時期について
有利区間は、6号機から本格的に搭載され、現在設置されているパチスロAT機・ART機にもれなく存在します。
もしこれを知らずに普通にプレイを続けると、お得な部分を見逃し、大きな損をする可能性があるのです。
そこで、この記事では有利区間の全貌を把握し、それを最大限に活用する方法を学びましょう。
また、有利区間を活用するための立ち回りのヒントにつながるリンクも準備していますので、ぜひチェックしてみてください。
これにより、パチスロの楽しみ方が一層広がることでしょう。
有利区間とは?
パチンコを楽しむ皆さまにとって、有利区間という言葉はよく耳にするかと思います。
しかし、この有利区間の真の意味は何でしょうか?ここでは、その核心に迫ってみたいと思います。
有利区間とは、一言で説明するならば、「出玉が有利になる性能、つまりAT機能に関する処理が可能な時間帯」といえます。
その名の通り、この時間帯はプレイヤーにとって有利な条件が整っています。
一方、この有利区間以外の時間帯を非有利区間と呼びます。
非有利区間では、「有利区間への移行抽選」以外のAT関連の処理はできないのです。
ATに関する処理とは、たとえばAT直撃抽選やATの上乗せ抽選、さらに指示(ナビ)抽選やナビの表示処理などを指します。
また、通常時やAT中のモード移行抽選やモード移行処理も有利区間でしか実施できません。
これらは、有利区間中しか行えないという事実を、ぜひ頭に置いておいてください。
スマスロット導入で有利区間が無制限
さて、話は変わりますが、2022年11月21日の導入予定日から、パチンコの世界に新たな風が吹き始めています。
それは「スマートスロット」(スマスロ)の登場です。
スマスロの特徴的な点は何と言っても、有利区間が無くなり、無制限となるということ。
これにより、出玉性能も向上し、多くのプレイヤーから注目を集めています。
ただし、このスマスロにおける有利区間無制限は、あくまでスマスロのみに適用されるものです。
現行の6号機や6.5号機には適用されないということを誤解しないようにしましょう。
非有利区間に変わったら情報はリセット
非有利区間というのは、どのような状況でも有利区間から非有利区間に移行すると、全ての情報がリセットされるという特徴があります。
例えば、90%以上のATが続いていたとしても、非有利区間に移行すると強制的にボーナスは終了し、全ての情報がリセットされるのです。
そのリセットされる情報には、「穢れシステム」により蓄積される特殊ポイントも含まれます。
穢れシステムでは、ユーザーが不利な状況になるほどポイントが溜まる仕組みになっていますが、ボーナスが終了し非有利区間に移行すると、その穢れポイントもすべてリセットされ、0から再スタートすることとなります。
他の情報も同様に一度リセットされ、再度抽選を受けることになります。
このシステムは全ての世代で共通していますので、これもまた覚えておいて損はありません。
最大ゲーム数に到達で自動的に非有利区間へ移行
一方、有利区間が終了し、「非有利区間」へと切り替わる瞬間もあります。
非有利区間は、一言で言えば、有利区間ではない時期を指します。
大抵の場合、有利区間が終了し、リセットが行われた後にこの非有利区間へと移行します。
非有利区間では、ARTやATなどの抽選は優遇されにくいのが普通です。
しかし、「まどマギ叛逆」のような例外的な機種では、非有利区間でもAT直撃抽選が行われるなど、必ずしも不利な区間とは言えません。
2,400枚の制限で自動的に非有利区間に
また、特定の条件下では、たとえ有利区間中でも強制的に非有利区間へと移行させられる場合があります。
その代表的な例が「2,400枚規制」です。
これは6号機で導入された規制で、一度の有利区間でボーナス獲得枚数が2,400枚を超えた瞬間、非有利区間へと強制的に移行するというものです。
規制があるからと言って落胆することはありません。
最新機種では、フルウエイトでプレイすれば約30分程度で2,400枚を獲得し、「完走」することが可能です。
ただし、機種によっては上記の条件を満たしていない場合でも有利区間がリセットされることもあるので、注意が必要です。
ジャグラーなどのAタイプ機器には無い
まず、ある種の機器では有利区間という概念自体が存在しません。
それらの機器の代表的な例としてジャグラーなどのAタイプ機器が挙げられます。
これらの機器はリアルボーナスのみを持つノーマル機と呼ばれ、特定の区間でAT(アシストタイム)やART(アシストリプレイタイム)、または疑似ボーナスのような特殊な抽選が不要であるため、有利区間という概念は不要となります。
また、リノタイプのような変速スペック機器でも、基本的には有利区間は存在しません。
これらの機器では、内部モードの変動によりリアルボーナスの確率が高まるだけで、特別な抽選が行われる有利区間が存在するわけではないのです。
AT等はほぼ有利区間中でしか当選しない
逆に有利区間を備えた機器について考えてみましょう。
そのような機器では、「有利区間」と「非有利区間」の二つの状態が存在し、基本的にはATなどの特殊な抽選や放出が行われるのは有利区間中のみとなります。
例えば、6号機の人気機種リゼロでは、設定変更後は必ず「非有利区間」からのスタートとなり、数ゲーム後に有利区間ランプが点灯し、その後に通常ゲームが始まる流れとなります。
この時、非有利区間中にレア役を引いたとしてもATには当選せず、「無駄引き」となってしまいます。
しかし、完全に無駄というわけではありません。
リゼロのような一部の機種では、「非有利区間中にレア役を引くと有利区間移行時のモードが優遇される」など、特殊なルールが存在するため、完全には無駄にならないケースもあるのです。
しかしながら、非有利区間中でATの直撃抽選が行われる機種も存在しますが、その可能性は極めて低く、実際に当選する確率はプレミア役やフリーズに近いほど低いのが現実です。
有利区間中のゲーム数
有利区間の中でプレイできるゲーム数は、パチンコの世代によってさまざまに変わります。
一般的には、1,500ゲームから最大4,000ゲームが範囲となっています。
この範囲内でのプレイが許されている期間は、パチンコ機の性質によって大きく左右されます。
有利区間のゲーム数上限が多いほど、2,400枚完走がより達成しやすくなります。
これは、A+ARTなどの延長系の機種を効率良く楽しむための要素となります。
しかし、注意すべき点は、有利区間ゲーム数が増えることで、有利区間天井が厳しくなるというデメリットがあることです。
たとえば、6.2号機の「沖ドキduo」では、最高のリターンを目指すためには、最大約1,800ゲームの有利区間天井までプレイする必要があります。
最新世代の6.5号機では、有利区間が最大4,000ゲーム、そして最大獲得枚数が差枚2,400枚となり、これは一部のプレイヤーにとっては大きな利点となるでしょう。
同一有利区間での最大獲得が差枚2,400枚となったことは、大胆な投資が増えても、引き続き成功への道が見えるため、非常に注目すべき変化です。
有利区間ランプの存在とは
有利区間ランプは、プレイヤーが有利区間中にあることを通知する装置であり、これにより朝一のリセット判断などに利用することができます。
このランプが点灯している場合、プレイヤーは有利区間が継続していることを認識することができます。
一方、ランプが消灯した場合は、非有利区間に移行したことを示しています。
しかし、6.4号機から有利区間ランプの告知義務が撤廃されたため、ランプがない機種も増えてきました。
この変更は特に6.5号機以降で顕著で、ランプが設けられていないため、有利区間がいつ終わったかを直接視覚的に確認することはできません。
一方、有利区間が終わるタイミングは機種ごとに異なるため、適切なタイミングでの終了判断や、空いた台をどのタイミングで打つかなどの「ハイエナ」の指針となります。
例えば、「犬夜叉」はCZ消化後に有利区間が確実に切れる特徴があります。
有利区間における2つの上限点とは?
パチンコでは、遊戯の戦略を考える上で「有利区間」は非常に重要な概念です。
特に、6号機から導入された新しいルールでは、有利区間に2つの制限が設けられました。
それでは、それぞれの上限とその影響について詳しく見ていきましょう。
1. 消化ゲーム数の上限
有利区間がどれだけ続くかは、消化するゲーム数によって決まります。
初期の6号機が登場した頃、有利区間に入ると、その有利状態は1,500ゲーム消化するまで続く、というルールが設けられました。
しかし、このルールは機種が進化するにつれて変わり、最新のスマスロでは、消化ゲーム数の上限が設けられていない状態となっています。
2. 獲得枚数の上限
2つ目の制限は、獲得する枚数に関するものです。
初期の6号機では、一度に2,400枚のメダルを獲得すると、有利区間が終了し、これを「完走」と呼びました。
しかし、これも最新の機種では異なり、差枚数が+2,400枚になったところで「完走」となります。
しかし、これらのルールも絶対的なものではありません。
機種によっては、上記の条件を満たしていない場合でも有利区間がリセットされる事例もあります。
プレーヤーとしてはこのような状況に注意しながら、適切な戦略を立てていく必要があります。
タイムマネジメントも重要
最新の機種では、フルウエイトでゲームを消化すれば、約30分程度で2,400枚獲得、すなわち完走が可能となっています。
これは、店舗の閉店1時間前からでも十分に達成可能な時間です。
適切なタイミングを見極めることも、有利に遊ぶ一つの戦略と言えるでしょう。
有利区間の開始と終了条件について
一般的には、「レバーON時の成立フラグに基づいた有利区間移行抽選に当選した時」、有利区間が開始されます。
その意味するところは、ほぼどのゲームでも、有利区間をスタートさせるチャンスが存在するということです。
有利区間の終了条件は、そのゲームの戦略を大きく左右します。
例えば、有利区間中の出玉が2,400枚に到達した時点で、6.5号機では一度有利区間が終了します。
その時点で出玉関連のパラメータはすべてリセットされるため、次の動きを慎重に考える必要があります。
また、メダル機では有利区間開始から4,000ゲーム経過した時、スマスロではゲーム数制限が無しとなり、その時点でも強制的に有利区間が終了します。
これらの情報は、各機種の特性とあわせて理解し、戦略を立てる上で不可欠です。
有利区間の廃止、それはいつ?
皆さんが気になる、有利区間の撤廃について掘り下げてみましょう。
2022年11月21日から開始されるスマスロ(スマートスロット)は、有利区間の概念が無くなる新たな時代を切り開くものとなるでしょう。
しかし、すべての有利区間がパチンコホールから消える日は、まだ不確定で先の話となりそうです。
現状では、有利区間の撤廃がすぐに起こるとは言えません。
まとめ
6号機の攻略には、有利区間の仕組みを理解することが重要です。
しかし、複雑に考える必要はありません。
有利区間の基本的なルールを覚えておけば、一般的に問題は起きません。
新しい規制に対するネガティブな感情を持つ人もいますが、私たちはスロットで勝つ可能性が高まった世界を手に入れるチャンスが増えたと考えています。
現在、ネットの発達により、勝ちやすい部分を狙う人が増えています。
しかし、これは競争が激化し、差別化が重要になってきている現代において、新しい挑戦とも言えるでしょう。
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